『ギックリ腰』ってなんで起きるの?@

年末が近くなりますと増えるのが、いわゆる『ギックリ腰』の患者さんです。

凄く重い物を持ったり、強い力がかかった訳でもないのになってしまう厄介者・・・・

 

あんなに痛い『ギックリ腰』って、身体の中で何が起こっているのでしょうか?

色々な医学書を調べても、書いてある事はまちまち・・・

テレビなどで有名な先生がおっしゃっている事もまちまち・・・

 

では原因は何でしょう?

『ギックリ腰』のメカニズムとして私が有力と思っているのは、椎間関節(背骨の関節、図の赤い〇が、何らかの拍子に引っ掛かり、椎間関節に炎症が起きる事であります。 

                            椎間関節.png

椎間関節は、痛みを感じる神経が沢山来ていまして、ちょっとした炎症が起きるだけで激しい痛みを感じる事が解っています。

 

では、何らかの拍子にとは?

は次回書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

『ギックリ腰』は何で起きるの?A

さて、何らかの拍子とは?

引っかかってしまう腰の椎間関節は、脊椎(腰には5個あります)1つ1つの間の関節でありまして、その1つ1つが少しずつ動いて、前にかがんだり、後に反ったりしています。

その1つ1つの椎間関節の動きを調節してくれているのが、腰の部分では主に《多裂筋(たれつきん)》という筋肉が担っています。この筋肉は強い力を出す筋肉ではなく、身体が無駄なくしなやかに動いてくれるように調整してくれているインナーマッスルです。多裂筋.png

この筋肉は、色々な影響で働きが悪くなり、それこそ内臓や自律神経の影響を受けます。

・疲労(精神的なものも含めて)や風邪などで免疫力が落ちている時。

・甘い物を食べすぎた時(筋肉全般に影響します)。

・眼を使い過ぎた時。

など、身体が弱っている時に、真っ先に働きが鈍ってしまいます。

 

なので、身体が弱っている時にギックリ腰になり易い、逆に身体が弱っていない時にギックリ腰になる事は、経験上とても少ないです。

 

当院では、ギックリ腰の際には、ほとんどの場合免疫をあげる処置を同時に行う事によって、良い結果を出すことが出来ています。