痛み・しびれの80%以上は、関節の運動異常から

痛み・しびれには色々な原因があります。(骨・筋肉・靭帯・関節など)

そのなかでも近年、《関節の運動異常》が原因の痛み・しびれが注目されています。

関節の動きに異常があっても、レントゲンやMRIには映りません。

実際、脚に痛み・しびれを訴えられる患者さんを診察・治療させていただくと、80%以上がこの
《関節の運動異常》による症状であることがわかります。

《関節の運動異常》とは?

人間の身体には、200以上の関節があります。

一般的に関節というと、膝・肘・肩などの大きく動く関節を思い浮かべますが、それ以外にも骨盤にある関節・肋骨と背骨の関節などの1ミリ〜数ミリしか動かない関節が存在します。

そのような関節が引っかかって動きが悪くなると、今度は他の関節でカバーしてあげなくてはならない為、連鎖的に他の関節も正しい動きを失ってしまいます。この時点で、身体のゆがみは起こっています。

その状態をそのままにしておくと、今度は引っかかった関節に炎症が起きたり、関節の中にある受容器が興奮し、様々な症状を離れた場所にも引き起こします。 特に、身体の中心にある仙腸関節に異常が起こると、身体中の痛みやしびれの原因となります。
                               仙腸関節.gif

JKC(関節運動連鎖調整)とは?

JKC(Joint Kinetic chain Coordination) (関節運動連鎖調整)は、AKA(関節運動学的アプローチ)の考えを基に、足りない部分(咬み合わせ・筋肉・筋膜に対してのアプローチ)を当院独自の手技で補った治療方法です。

治療は、

  ・身体中の動きの少ない関節をソフトな力で動かしてあげる手技
  ・顎の関節の動きを整える手技(主に頚の関節を軽く動かし、咬む筋肉・口を開く筋肉を弛め
   る手技         
  
・捻じれて引っ張られている筋肉・筋膜を弛める手技

を行います。これらを行うことによって、

  ・関節の運動異常や炎症が原因の痛みやしびれ
  ・身体の歪みの中で、骨そのものの変形が大きくないもの
  ・歯に大きな問題のない咬み合わせ
  ・耳鳴り・難聴・眼精疲労・頭痛・歯痛などの中で、原因不明のもの

には変化が見られます。


治療は2週間に1回(症状によっては、はじめのみ1週間後に行う場合もあります。)

症状を持っている期間が短い(1〜2か月まで)ものであれば、1〜3回で良くなります。
何度も繰り返している症状や昔からある症状の場合は、まず6回を目安に治療をさせていただき、

  ・その間に治ってしまうもの、
  ・もう少し続けた方が良いもの、
  ・何か回復を阻害している要因(歩行異常・歯自体の異常・身体の内的要因[血行不良、内
   臓機能低下、精神的要因])が大きいものに対しては、その要因に対してのアプローチ(靴
   やインソール・歯科紹介・鍼灸治療)をおすすめする場合もあります。
   このケースは、初診時にほとんど見当がつきますので、初回に説明させていただくと思い
   ます。

 いずれにしろ、何が大きな要因となっているかは治療経過を追っていかなくてはわからないケースがあるので、必ずこの方法だけで完全に治るとは言い切れませんが、何をしても治らない方はこの方法で良くなる可能性が高いので、一度拝見させていただく事をお勧めします。



 

何に効果があるの?

・原因のわからない頭痛、めまい、耳鳴り、難聴

・眼科的要因のない目のかすみ、疲れ、視力低下

・交通事故などのむち打ち症による頚部痛、肩凝り

・神経に障害のない腕の痛み、しびれ

・歯に原因のない歯や歯茎の痛み、咬み合わせ不良、顎関節症

・腰痛、脚の痛み、脚のしびれの大部分(坐骨神経痛と診断されたもののうち、神経そのもの 
 に異常のないもの。または、あってもそれ自体は軽度のもの。)

・長期にわたって続いている痛みのうち、はっきりした原因のないもの

・決まった部位への繰り返す痛み(身体の歪みから来るもの)


 などに効果があります。
 しかし、何にでも効果があるわけではなく、内臓からの痛み、真の椎間板ヘルニア、外傷直後の痛み、などには効果はありません。
 この治療が適応か否かは、診察させていただいた上でご説明させていただきます。